インフォメーション information

令和元年10月宮城県丸森町現地調査報告書

令和元年10月大雨災害に係るTEC-FORCE随行報告

【(一社)東北測量設計協会 災害協定に基づくTEC-FORCE随行】
〇期間:令和元年10月28日
〇場所:宮城県丸森町

〇概要
 令和元年10月12日、伊豆半島に上陸した台風の影響により、12日の夕方から13日の明け方にかけて局地的に猛烈な雨となりました。丸森町では最大時間雨量77ミリ、総雨量612ミリと町内の雨量観測所すべてで過去最大の雨量を観測しました。この雨の影響で県が管理する内川、新川及び五福谷川では計18か所が決壊し、各地で被害が発生しました。
 災害時における東北地方整備局所管施設の災害応急対策業務に関する協定に基づき被災調査を実施いたしました。

〇報告内容
 災害調査のため、TEC-FORCEと共に被災状況調査を行いました。被災箇所のうち、3河川6か所についてUAVを用いた写真・動画撮影を行い、被災状況把握に努めました。この他、UAVを使用し現地の映像を災害対策本部にリアルタイム配信する作業のお手伝いをさせていただきました。
 河川氾濫や土砂崩れ等の影響により移動困難な箇所等多々ありましたが、安全に気を付けて作業を終えることができました。

※TEC-FORCEについて
 TEC-FORCEとは、大規模な自然災害等に際して、被災自治体が行う被災状況の迅速な把握、被害の拡大防止、被災地の早期復旧等に対する技術的な支援を円滑かつ迅速に実施する技術集団(国土交通省職員)です。